スピークナチュラルは、2011年に販売開始された比較的新しい英会話教材。
一見わりと似たような印象を受ける英会話教材としては、プロゴルファーの石川遼選手が紹介しているスピードラーニングと、 セイン・カミュのエブリデイイングリッシュ2(EE2)があります。
これらの教材の中では、一番古いのがスピードラーニング。次がエブリデイイングリッシュ(EE)。そして一番新しいのがスピークナチュラル。私の印象では、後発の2つの教材は、スピードラーニングの進化型という印象を強く受けます。
スピードラーニングは、「聞き流す」ことを学習のメインとしています。つぎのエブリデイイングリッシュは、通常速度と速い速度の「2段階のスピードの英語を流し聞き」ます。そして、スピークナチュラルは、通常速度と超スローの「2種類のスピードを聞く」ことプラス「実際に英語を話す」ことを学習に組み込んでいます。このように、徐々に改善・進化していると様子がわかります。
さて、スピークナチュラルの基本コンセプトはこれ ▼
「英語を難しく考えずに、シンプルにとらえて習得していく」
そして、そのコンセプトを実現させるためのポイントが次の3つ。
- 会話のためのリスニング
- シンプルイングリッシュ
- 効果的な日本語の活用
スピークナチュラルという教材では、リスニングには2種類あると述べています。1つは、聴き取るためのリスニング。2つめが、会話のためのリスニング。あなたにはこの違いがわかりますか?
英語を聞き取るためには、ありとあらゆる種類やスピードの英語を聞く練習が必要になります。そうすることにより、英語を聞き取る力が養えるからです。でも、これにはひとつデメリットがあります。それは、ゴールが果てしなく遠いということ。ありとあらゆる英語を聞き取れたら、それこそネイティブスピーカー並みです。そこにゴールを定めると、果てしない時間を要するか、もしくは、おそらくほとんどの場合、到達できずに挫折して終わります。けっして理想的な方法とはいえません。
一方、「1.会話のためのリスニング」というのは、難しい必要はありません。逆にシンプルでやさしくて、ゆっくりであることが重要になります。ゆっくりとした英語をしっかりと聞くことにより、英語の発音、リズムをしっかりと体に吸収させていく。その結果として、人はその言語を話せるようになっていくという、まさに赤ちゃんが母親から言葉を吸収していくのと同じことを行っていきます。スピークナチュラルでは、「超スローリスニング」により、それを実践していきます。
次に「2.シンプルイングリッシュ」について。多くの人が、英会話が出来るようになりたいと思うと、「ネイティブみたいに話せるようになる」ことを目標に設定します。しかしながら、英語ネイティブ環境で生まれたわけでも、育ったわけでもない日本人が、ネイティブみたいになれる確立は極めて低いのが現実です。
この現実を否定するかのようなことをセールスコピーでうたった英語教材も売られています。「あなたもこんな簡単な方法でネイティブみたいになれる!」といった類のセールスコピーの教材です。しかし、このような英語教材は、多くの英語学習者にとって危険な存在です。言葉悪く言えば、「英語学習者の夢と弱みにつけこんだ商売」をしていると言っていいと思います。
 「簡単にネイティブみたいになれる」というまやかしの夢物語に踊らされるよりかは、シンプルでもいいので、自分の言いたいことが確実に言える英語力を身につけることを当面の目標とした方が、現実的であり、実現も十分可能な目標となります。
スピークナチュラルでは、「シンプル・イズ・ベスト!」として、シンプルイングリッシュを推奨しており、私もこの考えに賛同です。
最後に、「3.効果的な日本語の活用」。スピークナチュラルは、効果的に日本語を使用して学習を進めていきます。私自身は、出来れば英語を話す際は日本語思考をい排除した「英語回路」を作ることを望ましいと考えています。
しかし、これはあくまでもあなたが海外に住んでいたり、24時間に近い英語環境が作れる場合を前提とします。スピークナチュラルの開発者である池田和弘先生は、学習者は日本に生まれ育った日本人であることを想定しています。そう考えた場合、池田先生の唱える「効果的な日本語の活用」もうなずけます。
あなたが英語を話す際、いかに自分が思っていること、頭に浮かんだこと、伝えたい物事と「言葉」をスムーズにかつ素早く結び付けられるかが重要なポイントになってきます。
英語圏に住んでいれば、これらのことがある程度 英語のみでスムーズに出来るようになってきます。しかし、そもそも英語回路を全く持っていないというい状態で日本に住んでいるのならば、一からその英語回路を構築するなどというのは、途方もない時間と労力がかかり、現実的でありません。
要は、言いたいことと「言葉」がスムーズにかつ素早く結びつけば言い訳ですから、それは日本語を使たって可能なわけです。スピークナチュラルでは、あなたの中にしみ込んでいる日本語をフル活用してしまおう、とうコンセプトをもとに製作されています。

1日30分の学習を42日間(6週間)続けることで英会話力を身に付けるスピークナチュラル。決して無理をすることのない範囲での1日30分の学習時間。あなたの集中力を最大限に活かすという意味でも、最適の時間です。その学習を14日(2週間)実践し、次の7日(1週間)で、身に着けた英語力を定着させるための復習学習を行います。続いて、新たな内容の学習を14日間(2週間)実施。そして、最後に7日間(1週間)の総復習で仕上げをします。
ただ学び続けるだけでなく、学んだ英語力を定着させるための学習をしっかりと実践するところがスピークナチュラルのポイントでもあります。これは実は、英語習得にとって欠かせないプロセスです。この全てのプロセスの42日間かけて総合的に実践していきます。
開発者の池田和弘先生の20年におよぶ研究と実験の末に生まれたのがスピークナチュラルという教材。これまでにあなたが体感したことがないような英会話習得における突破感覚をスピークナチュラルを通して感じて欲しいと願っています。
|