リボ払いと分割払いのそれぞれのメリットとは．

リボ払いと分割払いにはそれぞれ違ったメリットがあります。

リボ払いのメリットとは、毎月の支払金額が一定なので（手数料を除いて）、毎月の家計の管理がやりやすいということがあげられます。毎月家計にたっぷりと余裕がある人はいいですが、そういう方はそうは多くはないと思います。テレビやパソコンや洋服など、プラスアルファの支出があった場合、それをリボ払いのクレジットカードで支払をすれば、「3万円なら3万円」、「5万円なら5万円」というふうに毎月決まった支出枠で抑えることが出来ます。このメリットがリボ払いシステムが人気のある理由と言えるでしょう。

一方、分割払いにももちろんメリットはあります。支払回数をあらかじめ決めることになるので、いつまでに支払が完了するかをはっきりさせておくことが出来ます。分割払いで買物をどんどんとしていくと毎月の支払金額は当然どんどんと高くなっていってしまいますが、家計に余裕があったり、家計のやりくりに自信がある人にはいいかもしれません。

金額的にどちらがお得かは、どれだけの期間支払うことになるのかにもよってきます。うえで述べましたように、支払い方法そのものにメリットの違いがあるのでそれを基準に検討されるのがいいでしょう。ただし、ここでリボ払いの大きなメリットがひとつあります。リボ払い専用カードであれば、その多くが年会費が無料だということです。この点は見逃す手はありません。

リボ払いと分割払いの違い（メリット/デメリット）のまとめ

	リボ払い	分割払い
メリット1	・毎月の支払額が一定なので家計が立てやすい	・分割回数を指定できるので、　いつ完済になるかがあらかじめわかる
メリット2	・リボ払い専用カードは、年会費無料で作れるものが多い	・選択できるカードの種類が豊富　（但し、ほとんどは年会費は必要）
メリット3	・金利は未返済残金に対してかかる（支払総額でなく）	・一般カードであれば一括支払いの選択も可能

デメリット1	・買い物額が膨らむと、返済期間が延びる	・毎月の返済額は決められないので、　家計を予想以上に圧迫することも
デメリット2	・リボ払い専用カードは、　それ以外の支払い方法が選べない	・分割可能な一般カードは、　最近は年会費無用のカードの種類が少なくなってきた
デメリット3	・金利が若干高い	・金利がお買い物金額総額に対してかかる　（リボ払いは未払い残金に対して）

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